
1/1
複製画【歌川国貞『花鳥余情 吾妻源氏』/色摺大本/天保8年(1837)】より
¥33,000 税込
残り1点
なら 手数料無料で 月々¥11,000から
別途送料がかかります。送料を確認する
若くして初代 歌川豊国に入門し、その才能を高く評価された国貞。役者絵を中心に美人画や「源氏絵」を手がけ、浮世絵界で多くの作品を残し、春画は40点以上制作し、芯の強い妖艶な女性像を描いた。巧みな構図と多彩な場面設定で、物語性豊かな作品を多数描いた。
本作『花鳥余情 吾妻源氏(かちょうよじょう あづまげんじ)』は、『艶紫娯拾餘帖(えんしごじゅうよじょう)』(天保6年)、『正寫相生源氏(しょううつしあいおいげんじ)』(嘉永4年)とともに、『源氏物語』を引用した作品で、国貞「三源氏」と呼ばれ人気が高い。さらに多色摺木版画の頂点と称されるほど、彫摺の見事な技術が光っている。
この図は『源氏物語』「若菜上」に登場する女三宮と猫の故事に基づいている。猫が逃げようとして御簾を持ち上げた瞬間、御簾の奥にいた源氏の妻・女三宮の姿がちらりと見えた。この一瞬の出来事が、かねてから女三宮に想いを寄せていた若公卿・柏木の恋心をいっそう燃え上がらせるきっかけとなった、物語の中でも重要な場面。
サイズ
A3
H31.8cm × W44.1cm
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
その他の商品
最近チェックした商品